タイミング見計らってたら機を逃した感があるけど就活のお話。特に面白くはないので一例として参考になればぐらいな気持ち。
説明会のイメージ。観衆(就活生)が全部同じ格好してるので軽くホラー。
夏
インターンに行こうと2社応募するも、定員オーバーと選考落ち。面倒になって遊ぶ。
11月
勤労感謝の日に冬インターンの合同説明会に行く。特に業界とかも絞っていなかったので適当に知っている企業をまわる。数社聴いているうちになんとなく業界を考える。
12月
某巨大企業のインターン(という名の説明会)に行く。この時点でほぼ志望業界を決める。
1月
合同説明会に行く。月末に1社目の選考が始まる。履歴書考えたのもこのあたり。
2月
合同説明会に行きつつ、インターンと称した各社の説明会にも行き始める。合説で声かけられた2社目(行く気はない)の選考が始まる。1社目にお祈りされる。
3月
合説・説明会・選考で31日中14日の予定が埋まる。春休みでバイトの代行を気軽に受けたこと、月末に履歴書の締め切りが集中したこともあってかなりキツイ思いをする。2社目の内定が出て安心する。
4月
各社の選考を受ける。12日に本命の内定が出たので終了。
結果
書類提出 13社
↓
書類・適性検査落ち 5社
二次選考落ち 1社
内定 2社
選考辞退 5社
マイナビ?リクナビ?
まずここが分からないと思う。結論から言うと、どっちでもいいので片方に重点を置くといい。僕はほとんどの手続きをマイナビ経由でやったし、合説もマイナビ主催のものだけ行って充分だったのでそちらをお勧めする。ただし1社だけリクナビ経由で試験受けてくれと言われたことがあるので、どちらも登録は済ませてアプリ入れるだけ入れておくと安心かもしれない。
まぁリクナビのアレが結構大きい問題になってたし、21年度の就活はマイナビが中心になるんじゃないのとか思ってる。わからんけど。
志望業界・企業の絞り方
僕はとにかく怠惰だったので最後まで受け身だった。合同説明会に行く→その日の参加企業の中で志望業界の企業をチェック→初見さんの話を聞く→気になったら説明会に行くの流れを繰り返して探した。まじめな学生なら自分で四季報やらネットやら活用して会社探しするのだと思う。合説というものは行ってしまえば向こうから寄ってくるし、知らない企業もたくさん見つけられるので僕のように受け身な人間には勧めたい。内定先を見つけたのも3月の合説だったし。
業界に関しては、とにかく合説で話を聞いて面白そう、やれそうと思ったものを選んだ。やっぱり興味のない業界の企業は説明を聞いていてもつまらないものである。まぁこれに関しては入社してみないとなんともみたいなところもありそうなので、もし僕がさっさと転職するようなことになってても暖かい目で見てほしい。
ふたつ業界見てたけど、3月に説明会行ってるうちに志望度が逆転したので、そういうこともあるよって話。
合同説明会の立ち回り
たいてい10時11時に開始することが多いが、できればそこに合わせて行くべき。初回の説明は各社揃って始まるが、その後はどんどんズレていくためハシゴするときにロスタイムが生まれがち。あとたいてい早めに行くor指定の数回ることでQUOカード等がもらえるのでアド。
会場に入ったらマップと出展企業一覧がもらえるので興味のある業界や企業をチェックし、地図に印をつけておく。あとは各ブースへ行って説明を聞く。基本的に1回30分だが、興味のある企業は前で座って聞くと楽なのでベター。逆にとりあえず聞いてみるかぐらいなら、席が埋まったぐらいで行って後ろで立って聞いてると「なんか違うな」というときに途中抜けしやすい。誰もが知ってるような人気企業の場合は聞くのも一苦労になりがちなので早めに行動を。
説明が終わって面白そうだと思ったら社員さんに話しかけてみるといい。基本的に暇そうにしてる若手社員がいるので。いろいろと話が聞けるし、企業説明会や選考で再会したり他の社員との話題にしたりもできる。説明会直後は埋まりがちなので、説明中に後ろの方で暇してる社員に話しかけるか、終わった直後に行くといい。
どの企業も学生捕まえる気でいるので池袋の風俗キャッチよりしつこく客引きしてくるが、新歓期の大学と同じで1度捕まると他にも目をつけられるので基本無視で通り抜けよう。ただしクリアファイルを配っている企業も多いのでもらいつつ抜けると無限に回収できる。
たぶん5社ぐらい聞いてるとうんざりしてくるので、休憩挟みつつ適当なところで引き上げるべし。
履歴書について
履歴書のエピソードについて、よく「盛れ」とか聞くけれど、僕はそのまま素直に書くのがいいと思った。やっぱりそれをもとに面接が進むことが多いし、そうなるとなかなかホントの話しか出てこないものだった。無理に役職の話とかするより趣味の話とかを広げるほうがやりやすいと思う。
何回も書いているうちに改善されていくので、とにかくいっぱい書くといい。コピーするなり、ネットからES印刷しろって企業のを大量に刷るなりして、書きなぐって線で消してとかやるのが僕は作りやすかった。
やっておいたほうがいいと思ったこと
とにかく話せるエピソードを3つぐらい持っておく。趣味・バイト・サークルなんでもいいので自分が興味があって話が広げられるようなものにする。また、そこから仕事内容に絡められるようなポイントも考えておくとベター。
大人と話すのに慣れておく。僕は普段からバイトやヲタク現場なんかで親ぐらいの年代の人と話すことが多く、面接でも過剰に緊張することはなかった。もし可能なら、近所の人とかでもいいので雑談するといいと思う。結局面接って印象よくしゃべれるかみたいなところもあると思うので。
面接について
入退室時のマナーなんかはたいてい待っているときに社員さんが教えてくれるのでビビらなくていいと思う。たぶん大学のキャリアセンターとか行けば就活ガイドブックみたいなものがあるので、ざっと目を通してみると参考になる。
とにかく「原稿の暗記」だけはしないこと。ときどき丸暗記した回答をしゃべっている人がいるけれど、傍で聴いて居てあまり印象よくないと感じた。問答想定してざっくり回答の骨組みを組んでおくぐらいにとどめるのがいいと思う。
集団面接は端から順に当たる場合と挙手制の場合がある。前者なら中央に座れたら毎回考える時間があるのでラッキー。後者なら被らないよう先行してアドを取りに行くと吉。
あとは場慣れするだけなのでやっていくうちに感覚つかめるかと。
第一志望?
よく、志望度を聞かれたら第一志望と答えろという話がある。僕も数回聞かれたことはあるが、面倒なので全部正直に答えた。内定先では「ここと他社で迷っている、結論はまだ出てない」と答えたし、周りも明確に第一志望と答える人はいなかった。周りの学生はその後見てないけれども、受かった上で単に他社へ行っただけかもしれない。少なくとも僕は内定をもらえた。もちろん会社によるとは思うけども。
適性検査・SPIについて
勉強するだけ無駄。と言うと多少言い過ぎだが、受験のようにしゃかりきに勉強する必要は一切ない。書店で軽く本をめくって雰囲気掴めばいいと思う。
なぜかというと、ひと口に適性検査と言っても、会社によって形式や難易度が全く異なるからである。大学入試でも駿台模試や河合模試があるように、いろんな種類があるので受けるまでどんな問題が出るかわからない。もちろん最低限の語彙知識や数学知識は必要だが、とにかく行ってみて受けるのを繰り返してるうちに慣れるんじゃないだろうか。
おわりに
僕の場合はちょうど人手を欲しがってる業界の、募集人員増やしてた企業がたまたま志望企業になったのですんなり決めることができた。たぶん業界とかによってはもっと狭い門だったりすると思う。本当に運が良かった。
自分がやったことでとにかく勧められるのはビッグサイトの合同説明会に毎回参加したこと。行くのが面倒なのはわかるけれど、行けば情報があふれてるし、30分の説明をハシゴできる効率の良さは企業探しに最適だと思う。
冬から就活始めてもなんとかなるよって例になってれば幸いである。
質問等あればリプライなりDMなりLINEなりでどうぞ。役に立つ答えが出るかは保証しません。